
ダイエットのために朝を抜いてませんか?
~看護師、ダイエット講師が教える「16時間ファスティング」が50代女性に危険な理由~
「最近、疲れやすくて全然痩せない…」
「朝を抜けば痩せるって聞いたのに、逆に体調が悪い気がする…」
そんな声を、これまで何人も耳にしてきました。
最近も、とある50代の女性に会いました。その方は、ファスティングで効果が出たと言われていてすごく喜んでおられたんです。が、、顔色は悪く頬はこけていました。。筋力も落ちているように見え伺うと案の定筋力落ちたからジムに通おうかな~なんて言われていて、間違ったダイエットの危険性を肌で感じました。。体重が落ちたのではなく筋肉が削られて体重が落ちているだけなんですよね。落としたいのは脂肪の方です!
私自身、長年看護の現場で女性の体と向き合い、いまは“食べて痩せる”ダイエットサポートをしていますが、50代前後の女性が「流行りのダイエット」で失敗するケースは本当に多いんです。
その中でもとくに注意してほしいのが——
今ブームになっている 「16時間ファスティング」。
今回は、
✅ そもそも16時間ファスティングって何?
✅ なぜ50代の女性に向いていないの?
✅ 代わりに何をしたらいいの?
というテーマで、専門的な視点と現場経験を交えながらお話ししていきます。
16時間ファスティングって、どんなダイエット?
まず「16時間ファスティング(断食)」とは、1日のうち8時間の間に食事を済ませ、残りの16時間は何も食べないという食事法です。
たとえばこんな感じ。
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朝食を抜いて、12:00〜20:00の間に昼・夜の2食をとる
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20:00以降はカロリーのあるものは一切摂らない(水やお茶はOK)
「食べる時間を減らせば痩せる」
「プチ断食で胃腸が休まる」
という理由で、テレビやSNSでも話題になっていますよね。
たしかに、若くて筋肉量がしっかりある人や、男性には効果が出やすいかもしれません。
でも、私が何より気になっているのは、50代女性がこれを取り入れたことで、かえって体調を崩してしまうケースが少なくないということなんです。
更年期〜50代の女性がやると、どうなる?
50代というのは、ホルモンバランスが大きく変化し、代謝も落ちやすい時期。
「痩せたい」と思っても、20代や30代のように単純にはいきません。
そんなタイミングで16時間の空腹時間を続けると、身体はどうなるのでしょうか。
① 筋肉が分解されやすくなり、代謝が落ちる
空腹時間が長すぎると、体は脂肪を燃やすより先に、筋肉を分解してエネルギーをつくろうとします。
50代女性はただでさえ筋肉量が減りやすい年代。
ここでさらに筋肉を失うと、基礎代謝がガクッと落ち、太りやすく痩せにくい体質へ…
一見体重は減っても、それは“脂肪”ではなく“筋肉”かもしれない。
これは、見た目にも、健康にも大きな影響を与えるポイントです。
② 血糖値スパイクで疲れやすくなる
16時間空腹にした後に、いきなりしっかり食べると、血糖値が急上昇します。
これを「血糖値スパイク」と言いますが、これが繰り返されると…
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食後の眠気やだるさ
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頭がぼーっとする
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食後のイライラや不安感
などが起こりやすくなります。
血糖値の乱高下は、更年期症状を悪化させたり、睡眠の質を下げる原因にもなるので、特に注意が必要です。
③ 栄養が不足しやすくなる
食事の時間が8時間に限定され、1日2食しか食べられないとなると、必然的に必要な栄養素が摂りきれなくなります。
特に不足しやすいのは以下のようなもの。
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たんぱく質(筋肉・代謝の材料)
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ビタミンB群・鉄分(疲労回復・ホルモン調整に必須)
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食物繊維(腸内環境の改善)
これらが足りないと、
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肌の乾燥、髪のパサつき
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便秘や冷え
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イライラ・不眠
といった不調に繋がるだけでなく、老化が進む原因にもなってしまいます。
実際にあった事例をご紹介すると、、
52歳の女性、Aさん。
彼女は「ファスティングが流行っているから」と、朝を抜く生活をスタート。最初の1週間は1kg痩せて喜んでいました。
でも…
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便秘が悪化
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肌が荒れた
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毎日がだるくて朝がつらい
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体重がすぐ停滞
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夜の眠りが浅くなりイライラ
という不調が次々に。
「このまま続けていたら、病気になりそう…」
いまは朝に温かい味噌汁と卵、昼にたんぱく質中心、夜は早めに消化の良いごはんへとシフトし、無理なく−2kgを2か月で達成しています。
じゃあどうしたらいい?ダイエット講師的・食べて痩せるという提案
ファスティングで我慢するのではなく、50代の女性にこそ必要なのは
「栄養で満たしながら代謝を高める」という視点です。
ここで、私がお伝えしている“食べ痩せメソッド”の考え方をお伝えします。
✅ 1. 朝食は「代謝スイッチ」を入れる時間!
食べ痩せの第一歩は朝ごはんをしっかり食べること。ここは必ず守ってください!
特にオススメなのは:
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卵 &納豆
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味噌汁(海藻・きのこ・豆腐など)
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雑穀米やオートミール、白米でもOKです
- パン食の場合はブランパンやライ麦パン(精製度の低いもの)を選ぶ
これで、血糖値も安定し、脂肪が燃えやすい体にスイッチON!
朝を抜くより、食べた方が痩せ体質になるんですよ。
✅ 2. 空腹時間は「10〜12時間」で十分!
無理に16時間も食べないより、夕食から朝食まで10〜12時間の空腹でOK。
たとえば:
夜19時に夕食→翌朝7時に朝食(=12時間)
これでも胃腸は十分休まり、体内リズムも整います。
✅ 3. 大切なのは“何を食べるか”
1日2食よりも、1日3食で栄養をバランス良くとる方が、健康的に痩せられます。
ポイントは以下の通り:
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たんぱく質を毎食に(肉・魚・豆・卵)
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野菜・海藻・きのこで腸活をサポート
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糖質は控えすぎず、質で選ぶ(玄米・雑穀)
食べて満たすことで、体は安心して脂肪を燃やし始めてくれます。
まとめ|「我慢」ではなく「食べて整える」ダイエットを
今のあなたの体は、若い頃とは違います。
ホルモンのバランス、筋肉量、胃腸の働き、すべてが“繊細”に変化しています。
そんな時に、
❌ 無理なファスティング
❌ 食べないダイエット
をすると、心も体もボロボロに。
大切なのは、今のあなたに合ったやり方で、“体と心を整える”こと。
だから私は、こんな言葉を伝えています。
「食べていい。むしろ、ちゃんと食べて痩せよう」
「私に合った痩せ方を知りたい」
「最近、何をやっても変わらない…」
そんなあなたのために、
看護師×食べ痩せダイエットサポーターとして、個別無料相談を行っています🌿
\ 無理なく、継続できる /
https://reserve.bellelifestyle.net/trial/5be74bb7-298e-4712-b1ab-e139ab0227ca
こちらまで、お気軽にお問い合わせください!
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